小さな集落

仕事机の上に、小さな観葉植物があります。

鉢の足元には小さな集落が。。。

100円で手に入れた緑の木板を芝生の地面に

見立てて、雑貨屋さんで買った木製の小さな

お家を並べています。敷地の境界線も無いし

道路も無いので、とても自由。

仕事の合間に眺めては、

住人の暮らしを妄想しています。

ムツホーム 葛西 瑞都

 

 

屋根がつくる外観

現場が進行中の「若松の家」は、

大きな切妻屋根をもつ住宅です。

 

三角屋根の良いところは、四角い建物に比べて

圧迫感が少ないことだと考えていて、道を歩く人の

空を狭めないかたちをつくれる事だと思います。

今回の「若松の家」では軒先(屋根の先端)を

できる限り低く抑えているので、真横から見ると

半分以上が屋根。

そのおかげで道行く人の視線が、屋根を伝って

そのまま空へ抜けていくかたちになっています。

建物自体は大きいのですが、低く下げられた

屋根によってちょっと建物の大きさが

わからないような、面白いスケール感です。

 

葛西 瑞都