弘前市の市街地で元々オフィスとして使われていた小さな建物を
丁寧に手作りでお菓子を作るパティスリーにリノベーションしました。
外装はエントランスのみ外から内部がよく見える木製建具を造り付け
それ以外はほとんど手を加えずに古さを生かしています。
内部は大きな余白を残したゆったりとしたレイアウトとし
大きなひとつの家具のように、もしくは小さな舞台のように
絞り込んだ素材だけで丁寧に陳列スペースを造り込んでいます。
主張せずにまわりの街並みと馴染みながらそこにあって、
地域の人々の拠り所になるようなお店。
夕方には温かく灯る照明が人々を迎え入れる佇まいになります。