穏やかでうつくしい河川のほとりに元々建っていた住宅。
その一部をカフェとして改修するプロジェクトです。
外部にはほとんど手を加えず
これまでと変わらない佇まいを残し
表札のように小さな看板だけが取り付いています。
客席に付いて大きな窓を眺めると
河川の風景を映し出す庇の存在に気付きます。
通常は窓際から見下ろさなければ見えない川面が
反転して頭上に展開することで
離れた席位置からでも風景を感じられ
特別な食事空間を演出しています。