「旭ヶ丘の家」リアルな敷地の模型

絶景を独り占めできる高台に建つ

工事進行中の「旭ヶ丘の家」の模型を

作っているのですが、隣地との高低差や

樹木の様子がわかりやすいようにリアルな

敷地の模型を作りました。

上手くできたので少しご紹介します。

既存のコンクリート擁壁が敷地の2面に

まわされていて、下部の大きく育った樹木が

敷地の高さまで伸びています。

建築模型というよりも鉄道模型なんかの

ジオラマに近い雰囲気で、地面は紙粘土に

芝生表現専用の粉を数種類。樹木も種類が

あった方がリアルなので模型用の樹木の他に、

枯れ木の枝を使ったり、枯葉を掃くホウキを

チョキっと切って使ったりしています。

模型作りの難しくて楽しい所は自分なりに

適した表現を発見しないといけない事です。

コンクリート擁壁には実物と同じように目地を

入れて、グレーに着色しています。年月の経過を

感じられるようにツタの葉を這わせました。

最後に隠しキャラとしてウサギを一匹。

(下の写真中に、彼はいます)

これで敷地の模型は完成です。

建物の模型と同じくらい時間が掛かってしまった

けれど、建物の外観や内部からの眺め、庭の

使い方等を考える時にはとても役に立ちます。

ギャラリーに展示しますので、ぜひ見てみて下さいね!

次回は建物の方をご紹介します。。。

 

葛西 瑞都