会社の名前について。

いきなりの重大発表になりますが、

今年、2019年の5月から

会社の名前が変わります!


ほんの少しだけ当社の歴史について

ご紹介しますと、

当社は僕達の祖父の代である1961年に

コンクリートブロックに関わる建設会社、

「陸奥ブロック」として創業しました。

父の代である1993年に、住宅の建築に

軸足を置いた「陸奥ホーム」に変更。

10年前くらいから、

長男の瑞穂(現場監督)と、

次男の瑞樹(設計)と、

三男の僕 瑞都(設計)が

加わりました。

ありがたいことに少しずつ仕事も増えてきて、

住宅以外のお話を頂くことも多くなりました。

そこで、元号が変わるちょうどいい

タイミングだし、会社の名前も変えようか!

という流れになったわけです。

新しい会社の名前は、

mizuiro architects (ミズイロ アーキテクツ) です!

アーキテクツという単語は

「建築をつくるひと」という意味。

ミズイロの部分は兄弟の名前の「みず」に

「色」をくっつけて水色。

ここでいう水色は

青色の1種類のことではなくて、

水のように、まわりの環境に合わせて

どんな色にも変わっていくような、

自由な白紙の状態のことです。

更には透明な空のイメージ。

境界線など無い空のように、

内と外の境界や敷地の境界など、

建築を取り巻く様々な境界をこえて

いきたいという意味があります。


その建築のあり方を考え始める時に、

「これまでこうしていたから今回も。」とか、

「これはできないに決まってる。」という

固定的な価値観から抜け出したい。

その環境やクライアントでしかつくれないような、

新しい快適性を考えていく決意表明です。

祖父の代から父の代、そして僕達の世代へ。

求められてきた建築のあり方も変わってきました。

色々なライフスタイルを少し想像するだけでも、

ふだん家にほとんど居ない人、

逆にいつもワイワイの大家族。

街中に小さく暮らす人、

田舎で大きく暮らす人。

車が好きな人、乗らない人。

庭が好きな人、そうでもない人。

本が好きな人、スポーツが好きな人。

人や環境の数の分、必要な建築は違います。

それぞれの人に、模範解答のような同じ建築は

もう合わない。

住宅でも集合住宅でも店舗でもなんでも同じで、

これからはその人に、その環境にだけ合う

あり方を探して、考えていきます!

 

と長々と書きましたが、

皆様には「みずいろさん」と

気軽に覚えていただけると嬉しいです。

ホームページやら名紙やら色々な手続きやら、

5月中に完了するよう頑張ります!

(あと、弘前ギャラリーの移転もです!)

葛西 瑞都