弘前市で進行中の理容室「カットボックス954」です。
この建物では、できるだけ建築のボリュームを
小さく抑えて敷地に余白を残し、その余白を
少し囲い取るように壁を建てています。
この壁によってできる路地の様なスペースが
一番重要なコンセプトで、室内の空間が
そのまま続いているような広がり を感じることが
できます。
↓最後に土間床になります。
最初にこの空間を建て主のIさんに提案したときには、
実は少し勇気が必要でした。。。
なぜならわざわざ建物を少し小さくして、建物と
直接関係のない外部の空間にお金を掛ける事に
なるからです。もしかしたら、「こんな塀はいらないから
建物を少しでも大きくしたい!」と言われることも覚悟
していましたが、建て主のIさんにはとても気に入って
もらえました。
最初にこの空間を建て主のIさんに提案したときには、
実は少し勇気が必要でした。。。
なぜならわざわざ建物を少し小さくして、建物と
直接関係のない外部の空間にお金を掛ける事に
なるからです。もしかしたら、「こんな塀はいらないから
建物を少しでも大きくしたい!」と言われることも覚悟
していましたが、建て主のIさんにはとても気に入って
もらえました。
お客さんのアプローチになったり、ご主人の
バイクを置いたり、奥様が植栽を飾ったり。
夏にはここでバーベキュー、冬には雪だるま。
たくさんの人に愛着を持たれるような路地に
なれば最高です。
葛西 瑞都
2011年10月15日 (土曜日)