全てのプロジェクトがそうですが、
はじめはふわっとした妄想の様なものから
スタートして、建て主さんと打ち合わせを
重ねていく中で少しずつ
形が手にとるようにわかってきて、
大きな模型を眺めることで
実際のスケール感覚を感じることが
できるようになります。
そして工事が始まると、今までは
頭の中にしかなかったイメージが実寸大で建ち上がります。
実際に歩きまわったり、2階から内庭を見下ろしてみたり、
遠くの景色を眺めたり、風を感じたりできます。
着工前までは完成形ばかりを執拗に想像していた僕にとって、
現場はどこか完成形の面影があって既視感のようなものを
感じると同時に、新しい発見にもあふれていて、
それがすごく楽しいのです。
そして多分それは建て主さんも一緒のことで、
何ともいえない高揚感を共有しながら現場が
進むのをみんなで楽しんでいます。
これからは建て主さんが主役で、
様々な悩ましい決断の連続が待っています。
僕は相変わらずオマケとして、頑張ります!笑
葛西 瑞都
2015年6月19日 (金曜日)