今年のこと、来年のこと。

今年はおかげさまで本当に忙しく

過ごさせていただきました。

僕の担当した住宅は

建物の中心部に静かな外部空間を

もつ「東城北の家」から始まり、

路地状の外部が建物を貫通している「榊の家」、

床を様々な高さに設定して家族同士の

多様な距離感を考えた「中野の家」、

広場のような開放的なリビングに

3層構造の内部空間が隣接している

「平岡の家」の4つを設計しました。

「あの住宅の確認申請の準備」とか「こ

の現場の施工図面」とか「新しい建て主

さんとのヒアリング」とか色々な作業が

同時に進行する中で、さらにそれぞれの

建物が完成するまでにはいろんなコトが

変わっていって、いろんな人が関わって

ズレていったり、もどったり。。。

どの住宅も建て主や現場の業者と一緒に

悩みながら、楽しみながら取り組むこと

ができました。今年の春先には、念願の

「ムツホームギャラリー」もオープンし

お客様との距離感もさらに近くなったと

思います。

そして来年には、5つの中庭をもつ公園

のような平屋「高田の家」をはじめいく

つかのプロジェクトが動き出しています。

緊張感と高揚感と使命感と素敵な予感を

抱えたまま、この先もがんばっていきた

いと思います。

葛西 瑞都