去年の末から出版社とやりとりして校正を
決めた「WAGAYA」が、いつの間にか書店に
並んでいました。
掲載されている住宅は「中野の家」。
階段状のスキップフロアや吹抜けを介した
上下階の繋がりが伝わるように、
見下ろしたり見上げたりしている写真を
中心にレイアウトしています。
さて、たった4ページの中で何を伝えて
何を省くか・・・。そればかり考えて検討
していたような気がしています。
外観やインテリアの雰囲気や空間の広さ
なんかは写真と文章で簡単に伝わるのですが、
僕が一番伝えたい事とは少し違います。
読者がこの4ページを読み終わったときに、
「ムツホームと家をつくるのは
大変そうだけど楽しそうだなぁ」
と感じてもらうこと。僕と住まい手と作り手が
四苦八苦しながらもワクワクしながらつくられた、
そんなプロセスが少しでも伝われば嬉しいです。
書店で見かけたら、ぜひご一読を!
葛西 瑞都
2013年3月15日 (金曜日)