模型と現場。

現場が終盤近くになってくるといつも、

「始めの感覚に立ち返ってみる」という

ことをしています。

 

「始めの感覚」っていうのは、まだ現場が

始まる前の設計中に思い描いていた

イメージなんかを、建て主のご家族とお話

していた頃の感覚。

設計という仕事は現場が進むにつれて、

いつしかその感覚が薄れて現場の都合や

数字、数量、工期のことばかりに

気をとられてしまいがちになってしまいます。

なので、きちんと最初に思い描いた所に

着地しているか、毎回確認しています。

↓まずは模型から。

↓続いて現場写真。

途中で問題にぶつかって悩むことも多々ありましたが

・・・なんとか、着地できたような気がします。。。

 

葛西 瑞都