2014年

「旭ヶ丘の家」雑誌掲載のこと。

八月末頃発売予定のグラフ青森発行の

住宅雑誌「住んでみたい青森の住宅」。

先日写真撮影も無事終えて、写真のデータが

手元に届きまして、

全体の構成やコンセプトの表現に

四苦八苦しております。

今回は初めての写真家さんだったのですが、

写真の出来がとにかく良い感じなのです。

撮影時から「こんなアングルはどうですか?

とか、何枚か撮るので後で良い物を

選んで下さい!」というような感じで

グイグイリードしてくれる人だったので、

出来上がりがいつも以上のクオリティに

なるのはなんとなくわかっていましたが。。。

↑外観写真。こちらの注文としては

①建物と崖との関係がわかるように。

②景色の良さが伝わるように。

③ご主人が頑張って敷いた芝生の庭が

良く見えるように。

・  ・  ・  完璧。

 

そんな写真達をパラパラとならべるだけで

充分空間の雰囲気が伝わりそうなのですが、

なんだか妙な敗北感の様な感情が。

ということで、紙面で眺めたときに写真に

負けないくらい存在感のある断面パースを

作ってみました。

今回のようなスキップフロア形式の建物の場合、

平面図だけでは構成がよくわかりません。

なので高さ方向のイメージが伝わる資料として、

また崖と間取りの関係性がわかるように

このような断面パースは役立つと考えました。

敷地部分は模型写真を利用して、建物部分は

手描きのスケッチのようにラフな仕上がりで

わかりやすいように。。。

何とか写真や文章と相まって読み手の目を引く

ようなページに仕上がればいいなぁと思います。

そして毎度のように同じ事を言いますが、表面上の

「建築」だけではなくて、施主の楽しい苦悩や人柄や

好み、現場で格闘した職人さんの事など、

裏側の目には見えない雰囲気みたいなもの

が少しでも伝われば良いなぁと考えています。

(あと、設計の頑張りも少しだけ。)

葛西 瑞都