現在WAGAYAという住宅雑誌に掲載される
「早瀬の家」のページ校正を考えています。
「早瀬の家」は建物の端部に内庭という
外部空間があって、隣の部屋の様に
身近な距離感でつくることによって、
外に生活の場が広がっていく住宅です。
![](https://mizuiro-architects.com/wp-content/uploads/2019/10/20160101.jpg)
ブログでも、たくさんの文章や写真などで
ささいな部分までご紹介しましたが、
雑誌の中のたった4ページにまとめるのは
結構難しいもので、伝える部分と省く部分を
選ばなければなりません。(毎回の事ですが)
その作業のときに役立つのが設計の過程や
お打ち合わせの議事録だったりします。
僕がその時なにを考えていて、
それに対してクライアントさんは
どんなことを話したか。
一度始まりの地点まで立ち返ってみることで、
誌面に載せなければいけないポイントが
見えてくることがあります。
とはいえ初めて雑誌を手に取った人が
このページを見た時に、
僕が感じて欲しい感覚が伝わるか
やっぱりドキドキしてしまいますが。。。
![](https://mizuiro-architects.com/wp-content/uploads/2019/10/20160102.jpg)
大きな窓の向こうにもうひとつ部屋の様な
空間があって、木が植えられている・・・。
見た目にも使い方も内外が緩やかに繋がっていて、
この少し不思議な環境の中で
ご飯を食べたり遊んだり休んだり、
とてもありふれた日常が始まっている!
このワクワクする感覚が
少しでも伝わると嬉しいなぁ。
葛西 瑞都
2016年1月25日 (月曜日)