前編の続きです!
階段を上がって2階へ。。。
階段を上がる途中、個人的に大好きな瞬間があります。
それはリビングの上部に架かっている梁を横目に
通り過ぎる瞬間。
下階から上階へ切り替わる感覚や、
小上がりサブリビング下部の誰のものでもない空間を
眺める感じがいいんです。
吹抜けに架かるサブリビングへの渡り廊下部分は、
梁の上にウッドデッキを敷いただけの簡単な造りです。
独特の浮遊感があって、歩くだけで少し楽しく感じます。
渡り廊下の向こうには全面開口で内庭と繋がるサブリビング。
床が60cm程上がっていて天井も高い、屋根裏部屋の様な
雰囲気を目指した場所です。それではサブリビングへ。
階段の途中、隙間から1階の内庭がちらっと見えます。
部屋の面積はそんなに大きくないのですが、凄い開放感!
床がラワン合板張り、天井がシナ合板張りの
シンプルな空間です。
2つあるバルコニーは渡り廊下と同じウッドデッキを
敷いてあります。
外壁でくるっと包んで、天井は低く抑えて、
外にある小さな部屋のようにつくりました。
テラスに出てみると・・・
1階にいる家族と楽しい繋がりが生まれそうです。
当たり前のことですが、2階建ての住宅は
1階にいるときには地面が近く、
2階に上がると空が近くなります。
「早瀬の家」では特にそれをつよく感じられます。
↓ちなみ1階から見上げた空はこんな感じです。
壁面の開口は風景を様々に切り取ります。
ということで長々とご紹介させていただきました。
オープンハウスに来ていただいた方はわかると
思いますが、やはり写真の持つ情報量は、
実体験にはかないません。
(僕の写真の撮り方のせいも多々ありますが)
でも、このお家の持つ気持ち良さそうな空気感
みたいなものは少しだけでも伝わったかな?と
思います。
さぁ!これから始まる家づくりも頑張らなくては!
葛西 瑞都
2015年9月 5日 (土曜日)