「旭ヶ丘の家」近況報告&オープンハウスです!

2014年

「旭ヶ丘の家」では鉄製の手すりや階段に

からむ大工工事の真っ最中です。(3月6日現在)

1枚80キロある階段のささら桁を5~6人掛かりで

据え付けるのですが、床や壁と取り合う部分は

シンプルな見た目にしようとすると細かな細工が

必要になります。力仕事と精度の両方を要します。

現場はまるで部活動の様な熱い雰囲気でした。

厚さ9ミリ、幅200ミリの薄っぺらい鉄板が

5メートル以上もの距離にわたってフワッと

掛けられています。せっかく鉄を使うので鉄でしか

造れない空間を考えたのですが、組み上がってみると

やっぱり良いです!色は艶を抑えたブラック。

いかにも鉄らしい、スマートな階段です。

そして今回は手すりも鉄で製作しています。

ブログの方でも少しご紹介していますが、

この手すりも床や壁との取り合い部分をシンプルに

するために細工してもらっています。

例えば床の部分。固定用のプレートを隠したいので

この上からフローリングを敷いていきます。

フローリングもちょうど目地が手すり部分にくる

ようにして、2枚のフローリングで挟み込むように

敷いています。

細い鉄の手すりがスッと立つ良い感じの

佇まいになりました。他の人が見ても、普通に

床に手すりが付いてるなぁ。としか思わないかも

しれないけれど、固定用のプレートが丸見えだったら

このプレート邪魔だなぁ。と感じるはず。

そんな隠すための小さなデザインです。見た目には

わからないけど、職人さんの手仕事の跡が残る仕事。

さてさて現場はこれから仕上げ工事。木や鉄に色を

塗ったりタイルを敷いたり壁紙を貼ったり設備機器を

据え付けたりと、最後の追い込みが始まります。

そして、22日、23日にはオープンハウスも開催します!

建て主の悩ましくも楽しい葛藤の様子や職人さんの

手業の凄さを感じていただけたら嬉しいです。

(毎度のことですが、設計の頑張りも少しだけ・・・)

 

葛西 瑞都

 
 

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「旭ヶ丘の家」鉄骨階段の工場見学と現場の完成度。

2014年

「旭ヶ丘の家」では階段と手すりに

鉄骨の部材を使います。

ということで、階段部材の仕上がりを

確認するため工場見学へ。。。

全長にして5.5mにもなる、階段の踏み板を

支える「ささら桁」という部材です。

ふだん僕達が見かける鉄骨はきれいに塗装

されたキレイな仕上がりですが、工場では

せん断加工の跡や溶接の様子、寸法や

注意点のメモ書きが残る、無垢な状態を

見ることができました。

それにしても、こちらが描いた図面を製作用に

起こして、それを現実につくってしまうのは

やっぱりすごいし格好良いですね。。。

この鉄骨階段の他に手すりの製作もお願い

しているのですが、仕上がりが楽しみです!

あと、現場の完成度について。

大抵僕が考えるデザインは、難しくて

面倒で大変なことが多いです。

というかそもそもムリじゃない?と

いうことも少なくありません。

1つ新しいことをしようとすると、10個位

問題や課題が発見される気がします。

そんなことを答えの出ないまま職人さんに

相談してみるのですが、いつも職人さん側

のアイディアに救われています。

「ふつうの何倍も手間が掛かるけど、

仕方ねぇしな」という感じ。 感謝です。。。

 

そしてこの鉄骨部材のデザインでも、本当に

鉄骨屋さんや大工さんを悩ませました。 

手すりを立てるとき、足元をシンプルにする

ためにフローリングを敷く前に手すりを立てて

固定部分を隠すのですが、その手すりの一部

が木製階段にかかっています。

先に階段を組上げて踏み板の裏側から

手すりを固定する必要があるけれど、

フローリングを敷かないと階段が造れない。

でもフローリングを敷く前に手すりを立てたい。

こんな難題がたくさんです。↓この手すりです。

こんな風に難しくて面倒で大変なことを

ひとつひとつ乗り越えていきます。 

何十年も住むお家のことを一瞬の判断で

決めていくときに、後悔の無いようにしたい。

そんな個人的な感覚を、職人さんと共有

しながらつくっていきたいです。

 

葛西 瑞都

 
 

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「旭ヶ丘の家」現場の様子。

2014年

工事が着々と進む「旭ヶ丘の家」、

現場の色々な場面です。

↑リビングの下にある、天井高さが1.9m位の

ウォークインクローゼット。

↑主寝室①

↑主寝室② 大きな窓からテラスへ出られる。

テラスの向こう側は庭、そして崖。

↑まだ壁がないので、向こう側まで視線が通る。

↑土間から見上げると、仮設の床がリビングの

上部に作られています。

↑2階の床より1m位低いリビングの床面。

↑2階にある、景色を一望できる浴室。

↑2階のダイニングと、その奥のテラス。

↑ぎゅうぎゅうの断熱材。

↑電気業者さんのメッセージ。

 

色々な職人さんが一人残らず四苦八苦しながら、

一生懸命頑張っています。。。

 

葛西 瑞都




 
 

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